「安心の学校」へICタグ活用──登下校管理、侵入者対策に

2月15日

 学校の内外で子どもが巻き込まれる事件が多発していることを受け、都議会公明党は14日午後、東京都豊島区にある立教小学校を訪れ、無線ICタグ(荷札)を活用した児童の登下校管理システムの運用状況について説明を聞いた。都議会公明党の野上純子副政調会長と橘正剛、上野和彦の両議員が参加した。

 同校のシステムでは、常に微弱な電波を発信するアクティブ型のICタグを採用。児童が校門を通過すると、校門に設置されたアンテナがランドセルに付けたICタグの情報をキャッチして各児童の登下校時刻を記録し、さらに、希望する保護者には登下校のタイミングでメールが自動送信される。同校では、近郊県などから長時間かけて通学する児童も多く「安心して下校を待っていられる」など保護者の喜びの声も寄せられている。

 また構内への不審者侵入対策では、このICタグを持たない人が校門を通過すると赤外線センサーで警報装置が作動し、教職員が児童の避難などに迅速に対応できるようになっている。

 アクティブ型タグの特徴について同校の石井輝義教諭は「ランドセルに入れたままでも認識可能なので児童に意識させることなく運用できる」とし、遠足など校外行事でも児童の集合確認に使えるなど、教員の労力軽減にも大きな効果が期待できると述べた。
 野上議員らは運用上の課題など活発に意見を聞いた上で、「子どもたちの安全・安心へ、しっかり取り組んでいきたい」と語っていた。

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