小笠原諸島を世界遺産に──特別保護地区を視察

4月19日

 東京都議会公明党の「小笠原諸島視察団」(中島義雄団長=都議)は18日、前日に引き続き東京・小笠原村で、世界自然遺産登録に向けての視察活動を展開した。

 この日は、父島の南西にある南島にチャーター船で渡島。南島は、珊瑚礁の隆起や沈降によってできた沈水カルスト地形の島で、小笠原を代表する景勝地。アオウミガメ、カツオドリ、オナガミズナギドリなど繁殖地として重要な所で、小笠原国立公園の特別保護地区になっている。

 しかし、過度の観光客の立ち入りによって植物が傷められ、海へ土砂が流出するなど貴重な自然に影響が出ていた。
 視察団は、定められた経路に沿って、ドリーネと呼ばれるくぼ地や、ラピエという鋭く尖った岩が見られる独特のカルスト地形や、赤土流出によって破壊された植生の回復状況などを視察。同行した都、村の担当者から説明を受けるとともに、世界自然遺産登録に向けた課題と今後の対応などで意見交換した。

 視察を終えた中島団長らは、「美しい小笠原の自然を早期に世界遺産リストに登録すべきだと痛感した。そのためにもエコツーリズムなどの施策と、入島制限など徹底した自然保護を両立させていく必要がある」と語っていた。都議会公明党は、今後も小笠原諸島の貴重な自然の保護へ力を注いでいく方針だ。

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