安定した水源確保を/矢木沢ダムなど視察し協議/都議会公明党

7月10日


 今年前半の少雨で、東京都が利用する水源の約8割を占める利根川水系に設置されている8つのダムの貯水量が、6月初旬には8ダム体制となった1992年以来、最低を記録。その推移を注視してきた都議会公明党(石井義修幹事長)の中島義雄政調会長と東村邦浩政調会長代行らは先ごろ、8ダムのうち貯水容量が最も大きい矢木沢ダム(群馬県みなかみ町)などを視察し、今後の対策を協議した。
 国交省は利根川水系について、近年の降雨状況を踏まえ、安定的に供給できる水量が、20年ほど前より約2割低下していると指摘している。中島政調会長は「6月の降雨で、当初危ぐされていた事態は回避されたが、水道局など関係各局と緊密に連携を取りながら、引き続き監視していきたい」と強調し、視察に臨んだ。

 矢木沢ダムに到着した一行は、ダム管理所で貯水量などの現状について説明を受けた後、アーチダムの堤頂からエレベーターで、約100メートル下のダム底部まで降り、1200万都民の水を支える堤体やその内部を視察し、関係者と意見を交わした。
 1967年に完成した矢木沢ダムは、総貯水容量が2億430万立法メートルで、水道などの利水容量は1億1550万立法メートル。水道・農業・かんがい用水のほか、洪水調節や発電など、多くの機能を併せ持った多目的ダムとして都・県民の生活を支えている。
 視察に同行した尾﨑勝・都水道局技官は「渇水に強い都市づくりへ、努力を続けていく」と述べ、中島政調会長は「これまで公明党は一貫して、安定した水源の確保や、節水型の都市づくりなどを推進してきた。ダム湖は都民の命を支える“水がめ”であり、今後、あらゆる事態に備えて、安全度を高める対策を進めていきたい」と語った。

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