放射線治療拡充せよ/ネットカフェ難民実態把握と自立支援を/都機会本会議で野上議員

9月27日

 東京都議会は26日、第3回定例会の本会議を開き、公明党から野上純子議員が代表質問に立った。
 野上議員は、国のがん対策推進計画で取り組むべき重点事項に、放射線治療などの推進が掲げら
れている点に言及。

「がんの種類によっては、放射線治療は手術以上の効果がある。治療による痛
みもなく、患者に過度な負担を与えない」と同治療の利点を説明し、都の2次医療圏のがん拠点病院で、
標準的な放射線治療が受けられる体制を拡充するよう求めた。
 これに対し、安藤立美福祉保健局長は、「放射線治療を都民に適切に提供できるようにするためには、
専門医などの人材育成が必要。都の協議会での検討結果を、『東京都がん対策推進計画』に反映する」と
答弁した。
 また、野上議員は、後期高齢者医療制度の開始に伴う保険料徴収問題について質問。「国の(負担増回避の)対策が
不十分になる場合には、年金収入のみの世帯が多い年収区分だけでも、都独自に現行保険料との差額を軽減させる
施策を検討すべき」と訴えた。
 安藤福祉保健局長は「国の動向を十分見極めながら、適切に対応していく」と答えた。
 野上議員は、定まった住居がなくインターネットカフェなどに寝泊まりしている「ネットカフェ難民」に対して、都に
よる実態把握を求めるとともに、支援策を講じるよう主張した。
 これに対し、大原正行知事本局長は、「(ネットカフェ難民に対して)こちらからも出向いて相談に応じ、就労支援や生活支援など、生活の実態
を踏まえた的確な支援策を講じていく」と述べた。

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