新交通システムを調査/公明党都議団ライトレールを視察/富山市

12月13日

 東京都が誘致を進める2016年オリンピックのメーン競技場予定地への交通アクセスを調査・研究するため、都議会公明党議員団は先ごろ、日本初の本格的LRT(軽量軌道交通)として昨年4月から運行されている富山市の富山ライトレール富山港線(富山駅北―岩瀬浜間の約7・6キロ)を視察した。石川芳昭、友利春久、東村邦浩、長橋桂一、野上純子、上野和彦、中山信行の各都議が参加した。
 同ライトレールは、市がJR富山港線を譲り受けて一部線路を付け替え、2両7編成の低床式路面電車(LRV)を導入したもの。第3セクターが運行している。この日、一行は路面電車推進室の職員からLRTについて説明を受けた。
 それによると(1)建設が低コスト(2)二酸化炭素(CO2)排出量の抑制――などの利点がある。また公設民営を基本として、(1)市が線路や電停などの施設整備費だけでなく、車両や施設の修繕費などを負担(2)電停の命名権やベンチドネーションを導入――するなど、運行会社の負担を軽減するサポート体制を充実させ、利用者への利便性に配慮したダイヤを編成している。その結果、JR富山港線時代に比べ、乗客は3・5倍に増加し、初年度から黒字経営になった。
 さらに、市では今後、北陸新幹線富山駅開業までに、駅南側で運行する既存の路面電車との接続や中心市街地での環状線整備など、路面電車のネットワーク化による公共交通網をめざしている――などとの説明があった。
 この後、一行は試乗し、騒音や振動の少ないことなどを体感した。

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