ハイリスク分娩現場の課題探る/都議会公明党/都立墨東病院でPT聴取

11月22日

 東京都議会公明党の周産期母子医療問題プロジェクトチーム(東村邦浩座長=都議)は21日、総合周産期母子医療センターがある都立墨東病院(小林剛院長)を訪れ、ハイリスク分娩を担う医療現場の声を聞いた。

 10月に、複数の医療機関から受け入れを拒否されて搬送された女性が、同院で死亡している。
 小林院長らは、産科医不足への対策とともに、新生児集中治療管理室(NICU)のベッド不足解消に向け、NICUに長期入院している慢性的な患者のための施設整備も課題として挙げた。
 また、23区に8カ所ある総合周産期母子医療センターが、多摩地域では1カ所などの地域格差があることを指摘。「開業医の協力を得るのも難しいのが現状」と語った。
 続いて、体重1500グラム未満の極低出生体重児の割合が、1980年に比べて現在は倍増していることなどを確認し、「重症患者が増え、それが同院に集中している」と語った。
 東村座長らは「現場の率直な話を聞き、厳しい現状を再認識できた。真剣に対策を考えていきたい」と語った。

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