総合対策の確立急務/山野氏講師に白血病ウイルス(HTLV―1)でセミナー/党都女性局

10月17日

 公明党東京都本部の女性局(松葉多美子局長=都議)は16日、東京都新宿区の党本部でHTLV―1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)に関するセミナーを開催し、同ウイルス研究の専門家である聖マリアンナ医科大学の山野嘉久准教授から話を聞いた。


 HTLV―1は成人T細胞白血病(ATL)と脊髄症(HAM)を引き起こすウイルス。山野氏は国内の感染者数が100万人を超えているとした上で、「一度感染するとウイルスを排除することは不可能」と指摘した。
 また、主な感染経路は母乳を介した母子感染で、長崎県が感染者の授乳制限で感染率を大きく抑えたことを紹介。一方で、母乳の重要性にも言及し、「ウイルスの正しい情報を伝えた上で、それでも母乳を与えるという母親の意思は尊重されるべきだ」との考えを示した。

 さらに山野氏は、感染予防に加え、(1)感染者へのケア(2)発症予防(3)治療法の研究・開発――を合わせた総合対策の確立が急務だと力説。政府に特命チームができたことに触れ、「患者会、研究者、公明党の議員が地道に取り組み、国を動かした」と強調した。

関連記事

カテゴリー

PAGE TOP