●7月15日
東京都江戸川区の葛西臨海水族園で14日、今年3月4日に脱出が判明し、5月24日に保護された雄のフンボルトペンギンの愛称命名式が行われた。
愛称は「さざなみ」で、個体番号「337」の語呂合わせや、寄せては返す波のように水族園に戻ってきたなどの意味が込められている。水族園が6月15日から今月1日まで名前を募集し、総応募数6433通の中から決定した。
「さざなみ」は6月7日に展示が再開されると、一躍、水族園の人気者となり、来園者も増加したという。
こうした経緯から、都議会公明党の高倉良生議員は同月13日の定例会一般質問で、名前を付けるよう提案。都側はこれに応じる考えを示していた。