福祉・教育・警察3つの力で子ども、家庭を支援/東京都が総合センター開設/新宿区

2月21日


児童虐待や不登校、いじめ、非行など、さまざまな問題を抱える子どもと家庭を支援するため、東京都は今月、新宿区北新宿に「都子供家庭総合センター」を開設した。総合センターは、これまで離れた場所にあった「都児童相談センター」「都教育相談センター」「警視庁新宿少年センター」の各相談機関を集約したもので、密接な連携による効果的な支援が期待されている。開設を後押ししてきた都議会公明党(中島よしお幹事長=都議選予定候補=世田谷区)は先ごろ、事業開始前の総合センターを視察した。

『連携強化へ各相談機関を集約/虐待、いじめ、非行などに対応』

『公明、一貫して後押し』

子供家庭総合センターに集約された相談機関のうち、福祉保健局が担当する児童相談センター(移転前=新宿区戸山)は、都の中央児童相談所の役割も担う。ここでは、18歳未満の子どもに関する、さまざまな問題について、本人、家族、地域住民などから相談を受け付ける。

また、虐待によって別れ別れになった親子を対象として、宿泊・通所による治療援助プログラムを実施し、子どもの心のケアや親子関係の修復にも取り組んでいく。このほか、地域の児童館の職員に対する研修なども行う。

教育庁所管の教育相談センター(同=文京区本郷)は、幼児から高校生相当年齢を対象として、いじめや不登校、発達障がい、自傷・自殺予防、高校進級・進路・入学相談、外国人児童・生徒相談など、子どもや学校に関する相談に対応する。

警視庁新宿少年センター(同=新宿区西新宿)は、20歳未満の少年の非行や、いじめ・犯罪などによる精神的ショックに関する相談を受け付ける。担当区域は新宿、中野、杉並の各区。他の地域からの相談に対しては、受け付けた上で、居住地近くの少年センターを紹介するなどの取り組みを行っていく。

各機関の連携については、総合センター2階に総合電話相談室を設け、各機関の相談員が同じフロアで電話に対応する。これにより、他の機関での対応が必要な相談でも、電話の転送などで、速やかに担当の機関の窓口につなぐことが可能になる。

また、お互いの業務について理解を深め合うことで、相談内容に応じて密接に協議したり、家庭や学校、犯罪などが絡み合う虐待などの問題に対し、三者一体で対処することも想定されている。

都議会公明党はこれまで、本会議や委員会を通じて、総合センターの開設や機能充実を一貫して主張してきた。先ごろ行われた視察では、東村くにひろ政務調査会長(都議選予定候補=八王子市)、ともとし春久顧問(同=足立区)、のがみ純子副幹事長(同=葛飾区)、栗林のり子議員(同=世田谷区)が施設内を見て回り、各機関の業務などについて説明を受けた。

『各相談機関の電話番号一覧』

東京都児童相談センター

(電)03・3366・4152

東京都教育相談センター

(電)03・3360・8008

※24時間いじめ相談ホットライン

(電)03・5331・8288

警視庁新宿少年センター

(電)03・5348・3415

<受付時間>

月~金曜日:午前9時~午後9時

土日・祝日:午前9時~午後5時

(12月29日~1月3日を除く)

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