●2月20日
東京都千代田区内でこのほど開催された「子ども虐待予防研究シンポジウム」に、都議会公明党の野上純子、栗林のり子、世田谷区議会公明党の岡本宣子、福田妙美の各議員が参加し、主催者と意見を交わした。
同シンポジウムでは、専門の研究機関や医療従事者を対象に、妊娠期から産後の子育てにおける虐待予防に関する講演が行われた。母親のメンタルヘルス支援やモデル自治体の取り組みなどが紹介され、既存の資源とシステムを活用して虐待予防につなげる方法についてのパネルディスカッションも行われた。
席上、妊娠期からの虐待に関する知識の啓発が予防につながることや、健診における虐待チェック機能などについても話し合われた。
終了後、公明議員との意見交換で、主催者である独立行政法人・国立成育医療研究センター研究所の藤原武男医師は、「『知る』ことが虐待予防の第一歩となる。学校教育などで、妊娠前から正しい知識を得ることも大事」と指摘。栗林都議は「出産に関する相談窓口の設置などの支援充実や、子ども虐待予防に関する取り組みを積極的に推進していく」と語った。
(公明新聞より)