2017.09.01 : 平成29年経済・港湾委員会 本文

◯のがみ委員 補正予算関連について質疑をさせていただきます。
市場移転問題に関する基本方針に基づき、市場移転に関する関係局長会議で示された取り組みを実現するための今回補正五十四億七千八百万円の内容について質疑をさせていただきます。
私からは、この開場に向けた移転準備に必要な経費二十五億円と、豊洲市場の使い勝手の向上に係る経費一千万円ですかね、あと債務負担行為も含めてですけれども、この二点について、それぞれに質疑をさせていただきます。
まず最初に、開場に向けた移転準備に必要な経費として二十五億円計上しております。これは先ほどの質疑にも出ましたけれども、少し角度を変えて質問させていただきたいと思っております。
引っ越し作業の再構築として三億円計上しておりますけれども、この中身について、どういう経費なのか、質問いたします。



◯影山新市場整備調整担当部長 今回の予算案には、移転延期以降の変化を踏まえました引っ越し作業の再構築に必要な経費を計上いたしました。
具体的には、引越計画策定の基礎資料となる引っ越し時における周辺交通の影響調査に係る経費、移転全般を統括し、引越基本計画及び実施計画の策定を行う移転プロジェクトマネジメントに係る経費、さらには両市場における引っ越し作業の円滑化に要する経費などを計上しております。



◯のがみ委員 今のご答弁で、引っ越しのプロジェクトマネジメント業務の委託などが主なものということでございました。
こうした業務委託は、前回、つまり昨年、二十八年の十一月七日に開場する予定だったと思うんですけれども、同様に行っていたものだと思いますけれども、前回の支出額についてお伺いいたします。



◯影山新市場整備調整担当部長 補正予算に計上いたしました移転プロジェクトマネジメントと引っ越し時における周辺交通の影響調査につきましては、移転延期前と同様の業務委託でございます。
移転プロジェクトマネジメントの前回の支出額は、平成二十七年から平成二十八年で約二億円でありまして、引っ越し時における周辺交通の影響調査につきましては、平成二十七年で約八百万円でございます。



◯のがみ委員 前回も同様に委託を行っていたということでございますけれども、結局、移転の延期によって引っ越し業務がなくなりましたよね。しかし、二億円のお金は相手方に支払われたということでございます。
そこの業者としては、さまざまなノウハウを蓄積していると思うんです。今回は、今までとは違った業者が、入札により委託になるかもしれません。そうすると、今までずっと蓄積してきたこのノウハウをなかなか生かすことは難しいのではないかと思います。
もし同じ業者ならば、それなりに蓄積したものがあるかもしれませんけれども、前回の委託したときの内容を少しでも今回の引っ越しで生かすべきだと私は考えるんですけれども、そうした前委託業者からの資料をもらったりとか、あるいはいろいろ相談に乗ってもらったりとか、そういうことはできるのかどうかちょっとわからないんですけれども、前回も二億円というすごいお金を計上していたわけでございますけれども、今回委託した内容は、今回の引っ越しで生かせるんでしょうか。このことについてお伺いいたします。



◯影山新市場整備調整担当部長 前回行いました事業者の移設物量等の調査結果を活用して調査を行うなど、前回の調査の業務委託につきまして、今回の委託に反映してまいりたいと考えております。



◯のがみ委員 この引っ越し業務というのは、全ての市場業者がたった四日程度の限られた時間内に荷物をまとめて移動しなければならないことですから、綿密な計画、時間帯をしっかり区切って、何月何日の何時から何時までどこどこというふうに、すごい綿密な計画、ひょっとしたらこれは夜中も徹して行われるのかもしれないんですけれども、そういうことが大事だと思っております。
また、周辺の道路混雑などにも配慮して進めていく必要があります。
去年であれば、築地から豊洲まで、まだ環二が公道になっていなかったので、そのままずっとフォークリフトとかターレなど、よくいっていましたがターレーダビッドソンみたいな感じで、ずっとみんなで進んでいこうみたいな、できたかもしれないんですけれども、今回、環二が公道になりましたよね。公道になることによって、ターレの中には、今築地の中でもそうなんですけれども、ナンバープレートがついているのと、ついていないターレがありますよね。
このナンバープレートがついていないターレは公道を走ることはできないんじゃないかなと勝手に思っているんですけれども、そういうフォークリフトとかターレの引っ越しの内容について、どういうふうにしていくのかについてお伺いいたします。



◯影山新市場整備調整担当部長 短期間での引っ越しにつきましては、綿密な計画が必要となってございます。
前回の引越計画におきましては、築地市場における物量調査結果におきまして、引っ越しするフォークリフトやターレット等の台数を約二千六百台と見込むとともに、円滑な運搬や交通安全等の観点から、供用開始前の環状第二号線を活用することとしていたところでございます。
こうした検討結果を踏まえまして、フォークリフトなどの小型特殊車両が円滑に移設できるような引越計画を策定してまいります。



◯のがみ委員 ナンバープレートがついていないターレはどうするのでしょうか。



◯影山新市場整備調整担当部長 現時点で考えているのは、ナンバーがついていないのは公道を走れませんが、環状第二号線につきましては、まだ公道という扱いではないというふうに理解しております。
交差点を若干渡るんですが、そこのところにつきましては、今後検討の中ですが、前回の計画では、そこのところを閉鎖いたしまして、公道という扱いではなく、移動するということで考えてございますが、基本的には、ナンバーを取って、きちんとした車両ということで移動できればということで考えてございますが、さまざまな車両がございますので、引越計画のところできちんと詰めていきたいというふうに考えてございます。



◯のがみ委員 築地から豊洲市場への引っ越し期間中も、生鮮食料品の流通のニーズがあると思います。
例えば、有名なおすし屋さんとか料亭とか、豊洲の引っ越しで、うちはおすしをつくれませんとか握れませんとか、料亭がお魚出せませんというふうになるとちょっと大変なことになると思うんですけれども、そうした生鮮食料品流通のニーズにどのように対応していくのか、お伺いいたします。



◯白川事業部長 引っ越し期間中のニーズへの対応でございますけれども、仲卸業者によってさまざまであるというふうに考えられます。
具体的には、量販店や買い出し人の要望に応じて、引っ越し前に仕入れた商品をみずからの施設で保管し、引き渡しあるいは配送する、あるいは計画的に在庫を減らし引っ越しに専念するといったことが挙げられるところでございます。
また、売買参加者、買い出し人におきましては、補完的に他市場、ほかの市場で仕入れることも考えられるところでございます。
このようにさまざまな形でニーズに対応していくというふうに認識をしております。



◯のがみ委員 ということで、この四日間の引っ越しの間も、高級なおすし屋さんで食べられると、また料亭でもお魚が食べられるということで認識したいと思っております。
また、四日間という限られた期間内でこの引っ越しを行うには、業界の協力がとても大事だと思います。強力な連携体制で進めていくべきと思いますけれども、このことについて見解をお伺いいたします。



◯影山新市場整備調整担当部長 先ほど先生から四日間という前提なんですが、前回の引っ越しの予定が四日間ということでございまして、まだ基本計画、実施計画はこれから策定の段階でございますので、期間につきましてはまだ決まってございません。
それでは、答弁でございますけれども、引っ越しにつきまして、業界と都で検討する組織といたしまして、新市場建設協議会のもとに平成二十七年四月に引越準備委員会を設置しております。
当委員会において、引越基本計画及び引越実施計画を策定する中で、業界調整を進めてまいります。



◯のがみ委員 ぜひ緊密に連携をして、丁寧に対応していただきたいと思っております。
次に、豊洲市場の広報PR事業について何点かお伺いいたします。
補正予算として、これは一億円計上しておりますけれども、この経費の内容についてお伺いいたします。



◯有金渉外調整担当部長 一億円の経費の中身でございますけれども、風評被害を払拭していくためには、専門家会議の提言に基づく追加対策工事を着実に実施するとともに、正確な情報をわかりやすく発信し、豊洲市場の安全・安心について都民や事業者の理解を得る努力を重ねていくことが重要だと認識しております。
こうした取り組みを進めていくための事業費として、今回計上しているものでございます。



◯のがみ委員 豊洲市場の実態を正しく伝えていくということは、風評被害を払拭する上でも非常に重要でございます。
三十日の代表質問の中でも、この見える化というんですか、ホームページやSNSを通して大気や地下水の状況の数値の推移を示すとか、PRコーナーでの掲示や見学会のときに説明するなどの答弁をいただきました。
この広報PR事業の具体的な取り組み内容についてお伺いいたします。



◯有金渉外調整担当部長 具体的な取り組み内容でございますが、中身といたしましては、実際に豊洲市場を見ていただく見学会の充実、また対策工事の内容や各種観測データをインターネットやパンフレットなどで迅速正確に発信していく、また、市場まつりなどの各種イベント、こういった場所を活用いたしまして広報活動をしていく、こういったものが含まれております。



◯のがみ委員 都が築地市場で設置していたいちばステーション、これは今、多分休眠状態だと思うんですけれども、このいちばステーションでこれまで何を行ってきたのかということと、また、現在どういう状況か──まあ休眠状態と──今後、どのような場所で事業を行っていくのかについて質問いたします。



◯有金渉外調整担当部長 都では、市場関係者や都民の方々に、豊洲市場への移転の必要性や豊洲市場の概要につきまして理解を深めていただくことを目的として、平成二十五年九月に築地市場内に東京いちばステーションを設置して、積極的な情報発信を行ってまいりました。
東京いちばステーションでは、生鮮食料品の流通の仕組みや築地市場の歴史のほか、豊洲市場のジオラマ模型を展示するなどとともに、常駐スタッフが来館者への説明や質問に対応してまいりました。
移転の延期に伴いまして、平成二十八年十一月に休館するまでの約三年間におよそ十二万人の方々にご来場いただいております。
今回の補正予算案では、これまでの展示に加えまして、追加対策工事の概要などをわかりやすく解説した展示にリニューアルすることとしており、東京いちばステーションの運営を通じまして、情報発信の充実強化を図ってまいります。



◯のがみ委員 今まで使っていた豊洲市場のジオラマ模型とかあるんですか。まだ残っているんですか。それとも新しくするのでしょうか。



◯有金渉外調整担当部長 ジオラマは残っております。



◯のがみ委員 この東京いちばステーションというのはいつごろから開始するのでしょうか。ちょっとこれは質問にはなかったんですけど、ごめんなさい。



◯有金渉外調整担当部長 これまで、東京いちばステーションを開設してきたときにも、一応企画提案というような形で契約をして、開設してまいりました。
予算が成立した後には、これから仕様書を固めまして企画提案をさせていただいて、事業者を選んでいただくというような手続を考えておりますので、おおむね一カ月とか二カ月とか、なるべく早い時期に再開できるように取り組んでまいりたいと思っております。



◯のがみ委員 このいちばステーションの運営により、ぜひ情報発信の充実強化を行っていただきたいと思います。
このほか、風評被害対策のためのDVD作成、あるいは地元のケーブルテレビなども活用して工夫していくべきだと思いますけれども、見解をお伺いいたします。



◯有金渉外調整担当部長 風評被害の払拭に向けましては、さまざまなツールを活用いたしまして、正確な情報を積極的に発信していくことが重要だと認識しております。
まずは補正予算案に計上した事業につきまして、しっかりと取り組んでいくとともに、ご提案の内容についても検討してまいりたいと思っております。



◯のがみ委員 広報PRというのは大変重要なので、ぜひ来年度予算を拡充していただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。
例えば、プロジェクションマッピングが今すごくはやっておりまして、結構いろいろな大学でこのプロジェクションマッピングを行っておりまして、私は葛飾なんですけれども、東京理科大の校舎を借りてこのプロジェクションマッピングを行っておりまして、多くの方々からとても好評なんですね。
そういった大きな建物の壁面を利用して、そういうところにプロジェクションマッピングをやりながら、広報PR活動をしてもよろしいんじゃないかなというふうに思っております。
これは要望でございます。それについて、いかがでしょうか。



◯有金渉外調整担当部長 今、ご提案をいただいたものも含めまして、風評被害の払拭に向けた広報PR、これはいろんな媒体、ツールを使ってやっていく必要があるのかなと。そういったことが豊洲市場の移転に向けた重要な取り組みと認識をしております。
同じような答えになってしまいますが、まず補正予算に計上した事業につきまして、今年度、しっかりと取り組みます。来年度につきましても、今年度の取り組みを踏まえて、予算の中身につきましては検討してまいりたいと考えております。



◯のがみ委員 私ごとなんですけれども、マンションを買って住んで二十二年と少したつんですけれども、ことし初めて、うちのマンションでも北側にカビが生えたんですね。びっくりしてしまいました。これだけ長い間、雨が続いていくと、そういうカビとかも生えるものだなって思ったわけです。
三十日のときに、私も代表質問の中でカビについてお話をさせていただきました。そして、答弁として、今後、施設内の温度をより詳細に把握した上で、きめ細かく空調運転を実施していくということと、巡回点検時のチェックを徹底していくという答弁が出ました。
この巡回点検のときのチェックなんですけれども、普通の警備の方も大事なんですけれども、衛生管理上、そういったことにすぐれている人とかも一緒になって、たまには点検をしていっていただいてもいいんじゃないかなと思います。
それから、被害のあった店舗の清掃や、菌を滅する作業とか、清掃等で対応できない場合には交換について別途個別に対応する、事業者の方々に真摯に対応していくという大変いい答弁が出たわけでございます。
私がいいたいのは、今後大事なのは、二度とカビを発生させない、結露防止をしっかりとしていく、そして、そういうふうに豊洲が一致団結してカビをもう生やさないんだということが、もっとみんなにはっきりわかれば、そうしたカビの風評被害もなくしていくことができると思います。
これは、豊洲市場を管轄している皆様方は本当にご苦労されてここまで来ました。これは絶対できると思いますので、応援しますので、しっかりとカビ対策もしていただければと思っております。
今度は、豊洲市場の使い勝手の向上に係る経費についてお伺いいたします。
これは、豊洲市場の使い勝手の向上に係る経費として、〇・一億円、一千万円計上されておりますけれども、この具体的な中身についてお伺いいたします。



◯吉野建設技術担当部長 一千万円の工事の中身でございますが、六街区のターレスロープのカーブ地点において見通しをよくし、さらなる安全性の向上を図るため、大型のカーブミラーや注意喚起の標識を設置するものでございます。
ミラーの大きさについては、現状では、幅六十センチ、高さ五十センチでございますが、今回、幅二メートル、高さ一メートル程度のものを考えております。
設置位置につきましては、現場の状況を踏まえ、適切な位置に設置していく予定でございます。



◯のがみ委員 私も、新人議員と一緒に見学をさせていただきましたけれども、ミラー、ちっちゃいって感じでございました。今回これが、六十掛け五十で三千から、二百掛け百で二万ということで、約七倍の大きな鏡に変わるということだと思っております。これぐらいの大きさだと安全だと思います。よく見えると思います。工事の経費として計上していることがよくわかりました。
ただ、安全対策という点では、単にミラーをつけただけでは不十分だと考えます。ハードの整備、要するにミラーをつけたり、いろいろ表示物をつけたりというよりも、そのこともすごく大事なんですけれども、ソフト面の取り組みがとても大事だと思います。
これについてはいかがでしょうか。



◯前田移転調整担当部長 委員のおっしゃるとおり、こうした課題につきましては、ハード面の整備に加えて、ソフト面の取り組みも必要でございます。
習熟訓練の機会を十分に設けることや、利用者の声を聞きながら、安全で使い勝手のよい利用方法の検討、ルールづくりなどに取り組んでまいります。



◯のがみ委員 ハード、ソフトの取り組みを進めていくということなので、しっかりと行っていただきたいと思います。
築地市場では事故が多く、安全対策が不十分だと思っております。
確認させていただきたいのですが、築地市場での事故件数についてお伺いいたします。その内訳についても、わかればお願いいたします。



◯松田市場政策担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 築地市場は開場から八十年以上が経過してございまして、老朽化、狭隘化から、施設や物流に多くの課題を抱えているという現状がございます。
物流面におきましては、敷地の狭隘化から、駐車場や荷さばき場が不足しており、路上や狭い通路にまで荷があふれ、トラックやターレット、フォークが錯綜するなど、効率的な荷の搬送や円滑な買い回りにも支障を来しているという状況がございます。
場内の事故の件数でございますが、平成二十八年、三百五十七件でございまして、その内訳といたしましては、人身事故が百十六件、物損事故が二百四十一件となってございます。
このような状況でございますけれども、市場業者の方々の日々の営業活動にできるだけ支障を来しませんよう、警備や施設の維持管理といったことに日々努めている状況でございます。



◯のがみ委員 これ、割り返してみますと、平均で一日一件の事故が起きていると。また、残念なことに、昨年は死亡事故も起きているということでございました。
警備や施設の維持管理に努めていることは評価したいと思いますけれども、どうしても、築地の老朽化、狭隘化がもたらす限界もあると思います。
私たちもいろいろ何回か視察をさせていただいたんですけれども、ぼうっとしているとひかれそうになります。いつも緊張感を持ってきびきびと動かないと厳しいなというふうに感じております。豊洲市場への移転に当たっては、こうした事故を減らすための安全な市場とすべきだと思っております。
ハード面はしっかり整えて、そしてソフト面も教育によって整えて、豊洲に行ったら交通事故が減ったなと、安全・安心だなといえるような豊洲市場であっていただきたいと思っておりますけれども、この点について見解をお伺いいたします。



◯前田移転調整担当部長 豊洲市場では、ターレやフォークリフトが頻繁に走行することから、可能な限り歩行者と車両の動線を分離するなど、安全性に配慮してございます。
これに加えまして、ソフト面で安全性の観点を踏まえたルールづくりや十分な習熟訓練を行うことで、安全な市場を目指してまいります。



◯のがみ委員 もう一つの経費でございます各街区の駐車場棟ほか便所整備工事についてお伺いいたします。
現在、駐車場棟にはトイレが設置されていないということでございますが、二千五百台でしたっけ、二千六百でしたっけ、二千五百台を超える駐車が可能ということでございますので、多くの方々が利用されると思いますけれども、今回、債務負担行為として七億円を計上しておりますけれども、この工事の内容と、大まかな工期についてお伺いいたします。



◯佐藤施設整備担当部長 五・六・七街区駐車場棟ほか便所整備工事につきましては、現在、トイレが設置されていない通勤駐車場棟に、業界団体からのご要望を受けて、駐車場利用者の利便性を向上させる目的でトイレを設置するというものでございます。
現在、実施設計の準備を進めており、トイレの設置場所や箇所数などの諸元につきまして、今後、工期も含めて内容を固めてまいります。
なお、トイレの新設に当たりましては、通路部を掘削し給排水管を新たに敷設するための工事に時間がかかることが予想されることから、本工事は年度をまたぐ想定としてございます。



◯のがみ委員 使い勝手については、業界から指摘や要望などが出たために、今回の工事につながったと思います。
我が党の伊藤こういち議員は、かつて、平成二十四年の経済・港湾委員会で、でき上がったのはいいけれども、もっとこうしてほしかった、ああしてほしかったと、後からそういう意見がさまざま噴出するということがないように、新市場建設協議会だと思うんですけれども、要望や意見を、この計画の中に、設計の中にどこまで生かすことができたのかということが重要だと思いますと発言をしております。中央卸売市場に対して、設計に当たっては業界と十分調整して進めるようにといった、こういった質問でございます。
豊洲市場の整備に当たって、これまで業界とどのように協議、調整を行ってきたのか、お伺いいたします。



◯影山新市場整備調整担当部長 豊洲市場の整備につきましては、都と業界の協議体である新市場建設協議会を設置し、長年にわたり協議を重ねてきたところでございます。
さらに、基本設計や実施設計策定時には、実際に施設を使用する市場業者との間で、街区や業種に応じた実務的な検討の場を設け、市場業界のさまざまな要望を設計に反映するなど、時宜に応じた協議、調整を行ってきたところでございます。



◯のがみ委員 今後、使い勝手が悪いといわれないように、業界と十分調整して進めていただきたいと思いますけれども、見解をお伺いいたします。



◯前田移転調整担当部長 築地市場の業界団体からは、豊洲市場における施設の使い勝手等につきまして、ご意見やご要望をいただいております。
こうした経緯を踏まえまして、事業者が利用しやすい市場の実現に向け、施設設備の改善に必要な経費を補正予算案に計上いたしました。
このほか、市場を運用するためのさまざまなルールの策定等について業界との調整を進め、より安全で使いやすい豊洲市場の実現を目指してまいります。



◯のがみ委員 昨年ですけれども、九月の十二日に、私たち公明党は、会派内にプロジェクトチームを設定いたしました。九月十四日、九月二十一日、九月二十三日、十月二十六日と現地調査を重ねてまいりました。私たちも多くの方々から大変な批判を浴びてまいりました。その分、今回、失敗は許されないというふうに思っております。
ぜひ、本当に安全・安心の再構築になるように、全力を挙げて、局を挙げて、大成功に終わるように、しっかりと、いろいろな市場業者との絡みもあると思います、いろいろな問題があると思いますけれども、連携をして大成功に終わるように取り組んでいただきたいことを要望して終わります。
以上でございます。ありがとうございました。

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