平成17年文教委員会(2005年3月18日)首都大学東京と都立四大学との併存について等

平成17年文教委員会(2005年3月18日)


◯野上委員

 私の方からも首都大学について、短い時間ですが質疑させていただきます。

 最近、世の中の進歩が非常に早く感じるきょうこのごろなんです。例えばパソコンとか携帯電話、それからデジカメ一つとってみても、ちょっとそこにあるヨドバシカメラをのぞいてみても、すぐ新機種が出てきて、今まで自分が持っていたのがいかに画素数とかも古くなって、安くなって、本当にちょっと足を伸ばさなかっただけで時代がどんどん変わっているなということを感じるきょうこのごろなんですけれども、そういった情報技術革命とか、それから今、地球環境そのものについても非常に大きく取りざたされておりますけれども、もう地球そのものの規模でいろいろなことを考えていかなければ人類の生存はあり得ないような、そういう時代に入ってきているのではないかなと思います。ましてや日本は少子高齢化で、これからの時代は本当に若い人たちをどう育てていくのかということが喫緊の課題だと思っております。

 これまでいろいろな大学のあり方が問われてきましたけれども、今まであった都立大学のよさ、それから今度新しくできます首都大学のよさ、その双方を生かしながら大学改革を進めていかなくちゃいけないという視点でずっと論議をしてまいりました。私たちの党といたしましても、この大学改革に関しましては強い関心を持ち、都議会あるいは文教委員会の場を通してさまざまな観点から議論し、提言も行ってきたところでございます。

 そしてまた、この大学改革を進めるに当たっては、大学の教授の方とか助教授の方、あと大学生、それから院生などからもいろいろなご意見を伺ってまいりました。今回の東京都の大学改革を進めるに際しては、新大学の開設、それから現大学に在籍する学生や院生への配慮が非常に重要な視点であるということで、現大学の学生、院生に対する学習環境の保障や充実したキャンパスライフが送れるような環境の整備についても議論をさせていただきました。

 今回、私自身もいろいろな人の声を聞いて心配をしていたんですけれども、入試倍率も七・八倍ということで高く、それから、各新聞にちょうど合格発表の写真が載ってありましたけれども、首都大学東京の第一期生として入ってこられる方たちのコメントの中にも、旧四大学のよいところを残しながら、首都大としての新しい学風をつくっていきたいというようなことも書いてありました。平成十七年度以降しばらくの間は、現都立の四大学と首都大学東京が併存していくことになりますけれども、先ほどもいいましたけれども、都立四大学のよいところと首都大学が目指す理想の実現に向けて、新たな首都大学東京としての学風をつくっていくことが重要だと思っております。

 そこで、この首都大学東京の開学に向けた決意について、改めて本部長から確認の意味も込めて伺いたいと思っております。

〇村山大学管理本部長

 今回の首都大学東京の開学というのは、入ってきて学ぶ学生たちが、やはりここで学んでよかったというふうに思って卒業して、そして世の中に出ていって社会に貢献するような人材として巣立っていくということが基本だというふうに考えておりまして、そういう意味では、そういうような大学になるために教育研究、それを支える運営というそれぞれの面でしっかりやっていきたいというふうに思っておりますし、その際には、四つの大学をいわば新しく生まれ変わらせるわけでございますので、よいところはしっかりと受け継いでいくことはもとよりだというふうに考えております。

 また、お話のございました現大学に在籍している学生、院生につきましては、しっかり教育の保障については万全を期したいと、かように思っております。

◯野上委員

 最後に。今、現学生、院生に対しても万全を期してまいりたいという本部長のお言葉がございましたけれども、ぜひとも現大学、新大学の違いにとらわれないで、学生さんたちが今いる大学に対して愛着を持ち、この大学に入って学生生活を送ることができて本当によかったなと思えるように今後とも努力をしていただきたいということを申し添えて、私の質問を終わります。

関連記事

カテゴリー

PAGE TOP