平成22年文教委員会(2011年9月30日)オリンピック・パラリンピック競技大会招致について等

平成23年文教委員会(2011年9月30日)



◯野上委員

 二〇二〇年オリンピック・パラリンピック競技大会招致について質問させていただきます。
 皆さん、二〇〇九年十月二日、私もきょう朝、自分の日記を見てまいりました。この日記によると、一回戦は勇躍歓喜、勝ちましたよね。二回戦目に敗れて意気消沈と書いてありまして、本当にこの日も夜遅くまで詰めておりまして、残念だなと思いながら帰ったことを思い出します。
 初めのころはオリンピック・パラリンピックに対する盛り上がりが少なかったんですけれども、だんだんだんだんと地元の中でも盛り上がってまいりまして、私は葛飾なんですけれども、葛飾区民を挙げて、オリンピック・パラリンピックを招致したいという機運が本当に盛り上がった十月二日だったなということを感じているんですね。
 今回は、特に批判が多かったことがあるんですけれども、招致経費の額と使途について、前回の招致体制と招致経費についても、ちょっと話を整理する上で改めてお伺いしたいと思います。

◯松永招致推進部長

 前回の招致活動につきましては、主としてNPO法人東京オリンピック・パラリンピック招致委員会と東京都が担ったところでございます。
 招致経費につきましては、招致委員会の支出分が七十四億円、東京都の支出分が七十五億円の合計百四十九億円でございました。財源区分につきましては、民間資金が四十九億円、都費が百億円でございました。

◯野上委員

 今回の招致活動の体制、招致体制と、それから財政に関してどういうふうになるのか、もう一回ちょっと、先ほどの質問にもあったんですけれども、もう一回整理する上でお願いいたします。

◯松永招致推進部長

 今回の招致におきましては、民間資金と都費との経費区分を明確化するため、東京都、そして任意団体であります計画委員会、NPO法人であります招致委員会の三者がそれぞれの役割を果たす体制といたします。
 東京都は、主に国や区市町村との調整を行い、計画委員会は計画策定やIOC評価委員会への対応等を担うこととし、これら二者の活動には都費を充て、一方、国際プロモーション活動や国内外広報等を担う招致委員会の活動経費には都費を投入しないことといたします。
 また、招致委員会には、JOCを初めとするスポーツ界を中心に、国、経済界などの参画も得て、オールジャパンの招致体制をつくってまいります。

◯野上委員

 JOCを初めとして、スポーツ界を中心として、国、経済界などの参画も得て、オールジャパンで招致活動を行っていくということでございます。
 しかし、スポーツ界といっても、JOCが先導してやるというのはなかなか難しいことがあると思います。それよりもむしろ、一人一人のアスリートが地域とかに入り込んで、都民とか国民の支援を広げていくことが大事ではないかと思っております。
 今回の被災地支援にいたしましても、被災地の子どもたちを東京に呼んで、サッカーや野球を行いました。子どもたちが地域の子どもたちの家に泊まって、ホームステイをしながら交流を重ねていって、ずっと野球ができなくて困っていたとか、サッカーをしたいのになかなかサッカーができないでうずうずしていたという子どもたちが、本当に伸び伸びとそういうスポーツができたということで、大変に喜んでいたわけでございますけれども、そういうふうに、一人一人のアスリートの方たちが、市民と一緒になって全体的に盛り上げていくということも大変大事ではないかと思っております。アスリートの招致活動への貢献についての見解をお伺いいたします。

◯松永招致推進部長

 オリンピック・パラリンピックは、いうまでもなく世界最大のスポーツの祭典でございまして、そのすばらしさを最も的確に伝えられるのは、ほかでもないアスリート自身でございます。
 近年、アスリートの社会貢献意識は高まっておりまして、殊に東日本大震災以降、自主的に被災地に赴き、ともに体を動かすことで、避難所の子どもたちを元気づけたり、東京都のアスリート派遣事業に積極的に協力したりするなど、さまざまな活動に取り組んでいると認識しております。
 二〇二〇年大会の招致活動におきましても、スポーツ振興のためのイベントにボランティアで参加することなどを通して、招致機運の盛り上げやオリンピックムーブメントの普及に積極的に関与してもらえるものと考えてございます。

◯野上委員

 もう最後です。スポーツフェスティバルというのを地域でもいろいろやっていると思うんですけれども、子どもから高齢者までがいろいろなスポーツを通して交流をして、技術を高め、よさを引き出していくという行事がありますけれども、今、トップアスリートというのは、企業の協賛金とかがなかなか得られなくて、自分でアルバイトしながら、生活費を稼ぎながら練習をしてという大変厳しい状況も続いているようでございます。
 私は、招致活動において下からの盛り上がりというのは、やはり高齢者、障害者、それから私たちすべての人たちが、自分に適したスポーツを通して、自分自身がどんどん盛り上がって、周りの人たちも盛り上げていくことではないかと思っているんですね。
 だから、トップアスリートの人々はそれなりにスポーツにいざなっていく役割は持っていると思うんですけれども、私たち自身も含めて、スポーツの持つ効用性というんですかね、を広めていくことが大事だと思っております。
 私も自分の支持団体というんですかね、支援者の方は少ないんですけれども、いるんですけれども、その人たちに今度、東京がもう一回、オリンピック・パラリンピック招致に手を挙げるんだけれども、皆さん、どう思いますかという意見を聞きました。そうしたら、やっぱり今、経済も非常に内向きで、なかなか夢、希望、生きる喜び、そういうものが少ない時代なので、もう一回東京オリンピックのような、飛行機が五輪の輪をかいて、青い空に五輪の輪が舞ったみたいな、もう一回日本がすごいという夢と希望を持てるようなオリンピックを招致していただきたいという意見が多かったです。
 それからもう一つは、復興の起爆剤になるんじゃないかと。やっぱり高齢の方たちは、戦後の日本を経済面でも引っ張ってきて、経済大国にしていったというものがあって、もう一回、日本を世界に冠たる日本という形でアピールしていきたいという思いがありました。
 それから、復興とともにオリンピックをやることによって、外交面でも経済波及効果もあるでしょうし、やっぱり日本はすごい国だ、底力があるなというものが出せるんではないかということで、賛成意見が非常に強かったです。ですから、ぜひ頑張っていただければと思っております。
 以上でございます。

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