自殺電話相談始まる|公明新聞わたしのブログ

いのちの重み

4月15日から自殺電話相談始まる/党女性局次長/野上純子

 東京マラソンの参加者、3万5000人。NHKの番組で、スタート地点での大勢の人が一瞬にして消えていく映像が放映されていました。それは、一年間で自殺をする人の数を表したものでした。インパクトのあるショッキングな導入で、自殺に対して真剣に取り組まなければと思わせる内容でした。

 交通事故による死亡者の数は年々減り続け、ピーク時の半分になっています。しかし、自殺者は3万人を減ることはなく、むしろ増加傾向にあります。

 自殺に至る背景には、さまざまな要因があります。いじめ、失業、経済苦、離婚、病気等々、それぞれの要因が複雑に絡み合って、最後には、うつ症状もあり自殺をしてしまうといわれています。

 自殺をしようと思っても、心のどこかで、誰かに悩みを聞いてもらいたい、できれば自殺を避けたい気持ちもあります。たった一人でも自分に共感し、一緒に悩んでくれる人の存在は大きいものです。もう一度、前向きに人生に向き合おうとする勇気と希望を与えてくれます。

 私は、都議会で数回にわたり、自殺対策を取り上げてきました。その中の一つが、自殺の相談電話の実施という形で実を結びました。

 自殺防止のための電話相談は複雑に絡み合った問題をきちんと整理して解決に向かう支援をしていくことが必要であり、相談員に高い資質が求められます。

 東京都自殺相談ダイヤル「こころといのちのホットライン」が、いよいよ4月15日から開始されることになりました。

 一人でも多くの人が、この電話相談によって自殺を思いとどまって、もう一度、生きることに挑戦することを祈っています。(東京都議)

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