平成24年オリンピック・パラリンピック招致特別委員会(2012年3月8日)オリンピックの安全性アピールについて等

オリンピック・パラリンピック招致特別委員会(2012年3月8日)



〇野上委員

 五番目に移ります。昨年十二月十六日に、政府は福島第一原子力発電所の原子炉が冷温停止状態に達したことを発表いたしました。海外のマスコミ等で、日本の安全性に疑問を抱く報道もまだまだ多いです。私も世界のお友達からメールをいただきまして、早く東京から逃げた方がいいとかというメールもたくさんいただきました。

 世界の人たちから見ると、まだまだ日本は厳しいというふうな見方をしているように私は感じます。招致を成功させるためには、東京や日本が安全であることを世界の人々に理解していただくことが必要であると思いますが、世界に日本の安全性をアピールしていく方途について、都の所見をお伺いいたします。

〇松永スポーツ振興局招致推進部長

 東京を初め、競技を開催する宮城県や札幌市の空間放射線量は、事故以前のレベルに戻っております。

 このような現状に加え、IAEAなど国際機関が発表しております情報を適宜収集し、日本の安全性について都庁の各局や国とも連携し、ロンドン大会や国際会議など、さまざまな機会を活用して広くアピールしてまいります。

〇野上委員

 六問目です。二〇〇六年のことなんですけれども、日豪議員連盟で、シドニー・オリンピックが終わった後にシドニーの選手村に行きました。ここは、選手村で使った住宅は一般住宅として分譲しておりました。

 それで、選手村を大会後に民間に販売する等の活用ということも大事ではないかと思っております。二〇二〇年の東京大会におきましても、民間の事業者を活用し、海外から数多くのアスリートを迎えるに当たって、例えば建てるところが埋立地でございますので、液状化対策についてもしっかりと手を打っておいて、また、地震対策にもしっかりと構造を強化したものを建てる等の地震対策を講じて、それとユニバーサルデザインを取り入れた施設としてこの選手村を整備して、大会終了後も住居用として販売するなど、レガシーとして活用していくべきと私は考えておりますが、都の所見を伺います。

〇佐野スポーツ振興局施設計画担当部長スポーツ施設担当部長兼務

 豊洲・晴海整備計画との整合を図りながら、二〇二〇年東京大会では、民間の開発事業者が選手村を整備する予定としております。その際には、理事ご指摘のとおり、液状化対策を初めとしたさまざまな地震対策を必要に応じて講じるとともに、ユニバーサルデザインを取り入れた施設として整備する予定でございます。

 今回の計画では、大会後の利用といたしまして、緑豊かな公園に隣接した国際交流プラザとして、国際交流の拠点となる文化、教育目的の複合施設や住宅などへの活用を検討してまいります。

 なお、これらの開発は民間資金によるものとし、住宅部分に関しては分譲や賃貸住宅とすることも想定されております。

〇野上委員

 最後です。シドニー・オリンピックへ行ったときに、向こうの開催を中心になってやった方々からいろいろと聞いたことがありますので、この際ちょっと意見をいわせていただきます。

 一つは、オリンピックで生じた産業廃棄物なんですが、これはどこかよそのエリアに持っていくのではなく、競技会場で出たものは競技会場で産廃物を全部埋め立てして、その上に粘土層をかけて漏れないようにして、その上にぐるぐる回る、こういうふうなサイクリングコースみたいな、一般の人がサイクリングできるように使っておりました。あくまでも危険物質が流れ出ないようにして、固め込んでいくというようなことでつくっておりました。

 それから、ボランティアでオリンピックに関連した方、無料で奉仕をしてくださった方のお名前を永遠に残すということで、無料でいろいろ手伝ってくれた人に対しては、名前を残していますよと。

 それから、お金を集めるときに、記念グッズをつくって、金でできたものは百万円、プラチナでできたものは三百四十万円で、これはオリンピックグッズとして売って、それを回収して資金に充てたということです。

 それから、何よりも国内の意見をまとめて、地域からの盛り上がりが大事だということで、これは先ほどいろいろ議論がありました。

 それから、コンパクトということでいえば、遠過ぎること、旅費がかかること、時間がかかるというのは非常に難点であるということで、私は東京都のコンパクトな施設は大変大事ではないかと思っております。

 最後がセキュリティー問題でございました。

 以上、いろいろ聞いてきたことも踏まえて質疑をさせていただきました。

 ありがとうございました。

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